介護キーワード集 -用語解説
ら行
ライフサイクル
人が生まれてから、やがて死ぬまでの一生の流れの過程をあらわす。
ライフステージ
人の一生の中で、始まりを乳幼児期とし、老年期で死に至るまでの段階のこと。
離床
ベッドでの生活を送っている患者が、ベッドから起き上がりトイレや入浴などの生活動作でベッドを離れること。
リハビリテーション
病気や怪我などをした場合に心身の機能を維持し、回復を目的に行う訓練のこと。医師からの指示の基で作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などの専門スタッフが訓練、指導を行う。
臨床心理士
心理カウンセラーなどと呼ばれ、心理的な問題や悩みを抱える人達の悩みや相談を聞き、サポートを行う心理専門職。(財)日本臨床心理士資格認定協会の認定する国家資格の取得者である。介護の分野では、認知症の家族の心のケアなども行っている。
レクリエーション
介護施設においての「レクリエーション」とは、施設を利用する高齢者に対して、身体機能の向上・脳の活性化・仲間とのコミュニケーションなどを目的に、歌ったり、言葉遊びをしたり、身体を動かすゲームを行ったりすることを指す。利用者の介護度に合わせ、寝たきりの方も参加できるものなど、多種類のレクリエーションがある老人ホームもある。
レスパイトケア
レスパイトとは、息抜きや休息を意味する。在宅介護を行う家族の心身の負担を軽減し、ひとときの間休息が取れるように介護者側のケアを目的としたもの。ショートステイや通所介護など、一時的に介護保険サービスを利用し、介護者のリフレッシュの時間を作ることをレスパイトケアという。
老健
介護老人福祉施設のことを老健といい、自宅で生活を送るのが困難である65歳以上の要介護者に対し、医療ケアやリハビリなどのサービスを行う施設である。入所期間は3ヶ月までと決められており、自宅で生活できるよう復帰を目的としている。
老人福祉施設
老人福祉法に規定されている福祉施設。
- 老人介護支援センター
- 老人短期入所施設
- 特別養護老人ホーム
- 軽費老人ホーム
- 養護老人ホーム
- 老人デイサービスセンター
- 老人福祉センター
これらの福祉施設を総称して「老人福祉施設」という。
老老介護
老老介護は、共に65歳以上である高齢者同士が、介護され介護するといった状態をあらわす。超高齢社会である日本では、老老介護が年々増加している傾向にある。