1. HOME
  2. お役立ちコンテンツ
  3. 介護福祉全般,高齢者介護の大切なこと
  4. 高齢者の自転車、ヘルメットで大切な命を守って!

お役立ちコンテンツ

高齢者の自転車、ヘルメットで大切な命を守って!

高齢者の自転車、ヘルメットで大切な命を守って!のアイキャッチ

近頃は自転車移動をメインにする高齢者も増えています。

買い物や近所への散歩など「ちょっとした距離」に活躍する手軽さが魅力の自転車。

そんな手軽で身近なイメージの自転車ですが、実は死亡事故につながるケースもあるのをご存じでしょうか。

そこで、命を守ってくれるツールである「ヘルメット」について考えてみましょう。

 

高齢者に多い自転車事故は?

自転車に関する専門家らによる「自転車の安全利用促進委員会」の調査・分析によると、2015年の高齢者(65歳以上)の自転車事故は19,510件と、年間にして実に約2万件発生しています。

他の世代と共通して多いのは出合い頭の事故で、53.1%となっています。

これらの事故にはどのような傾向があるのか見てみましょう。

例えば、ハンドルを正しく制御できない、意識せぬ方向にハンドルをきってしまうといった運動神経の低下から起こる事故。

実際に、高齢者はハンドル操作の誤りが他の世代と比較して約2.5倍高くなっているという同調査のデータもあります。

また、転倒事故も高齢者には多く、年間の全転倒事故のうち、45%と実に約半数を占めています。

この傾向から、高齢者の自転車事故にはさまざまなケースがあり、決して軽視できるものではないと言えるでしょう。

 

免許返納後の自転車事故も増えてます

最近では高齢の方の自動車免許返納が増えていることも背景にあります。

警視庁の運転免許統計によると、2019年の運転免許の自主返納人数は約60万人であり、これは制度を導入してから過去最多の数字です。

そして、免許返納後の生活の足として欠かせないのがやはり自転車。

電動アシスト自転車を運転する高齢者も増えているようです。

メリットも多くある電動アシスト自転車ですが、一般的な自転車と同じくきちんとした安全対策をしなければ危険性は同じと言えるでしょう。

自転車に乗るときは、決して油断せず「車と同じ」という気持ちで安全確認やルールをきちんと守ることが大切です。

また、視力や運動神経など自分の体の状態を十分に理解したうえで運転するとよいでしょう。

 

自分に合ったヘルメットを選びましょう!

自転車の対人事故のなかには高額な賠償金を伴うケースもあるため、自転車保険への加入を義務化または努力義務とする自治体も多くなってきています。

しかし、いざというときに保険だけでは不安ですよね。

そのために注目すべきなのが「ヘルメット」です。

高齢者の自転車事故で、死亡に繋がるケースは頭部を強く打ったことによる致命傷が多いと言われています。

万が一の転倒事故に備えたヘルメットの着用は、命に関わる頭部を守るためのお守りになるでしょう。

最近はコサージュが着いたオシャレなものなど、デザイン性と安全性を両立した多彩なヘルメットも増えています。

ぜひ、この機会にゆっくりと調べてみてはいかがでしょうか。

 

自治体によっては補助制度もあるので活用しましょう!

転倒事故の発生場所としては、狭い裏道や歩道などが多く、安全運転には細かな速度調整も必要です。

しかし、認知機能や身体機能の低下によりそれらが難しくなっていることも多いのが現状です。

このような高齢者の特性に配慮し、自治体によっては自転車用ヘルメットの購入費用を一部負担してくれるところもあります。

自分の自治体についても調べてみると良いでしょう。

 

ヘルメットはいざというときのお守り

自動車の免許を持っていない、または返納した高齢者にとって、生活の足である自転車は欠かせないものと言えます。

しかし、どれだけ気を付けていても体が言うことを聞かず、怪我をしてしまったというのは高齢者に限らず誰の身にも起こることです。

しかし、しっかりと気をつけていれば軽傷で済む可能性もあります。

これからも自分の足で元気に出かけるためにも、日頃からヘルメットの着用を心がけたいものですね。

関連記事