
介護用ベッドはあると楽ですが、いずれ施設に入れるなどを考えると、介護ベッドを借りるか購入するか迷うでしょう。
そこでここでは、介護ベッドを購入した際とレンタルした際のメリットをそれぞれ比較していきます。
目次
介護ベッドの購入費用・レンタル費用は?
そもそも介護ベッドを購入する際、レンタルする際に発生する費用はそれぞれどれくらいなのでしょうか。
まずはそれぞれの費用をチェックしていきましょう。
まず購入した場合はものによりますが、安いものだと3万円程度で済みます。
ただし、電動かつ寝心地にこだわったものなどになると20万円を超えてしまうものも多く、値段は介護の状況などにより大きく変わってくると言えるでしょう。
それに対してレンタルの場合はこちらもものによりますが、月額1万円前後です。
レンタルなら保険が適用される!
介護ベッドに関しては購入する際は全額自費負担となりますが、レンタルの場合は介護保険が適用されます。
そのため、1割負担となり、レンタル費用が1万円程度が相場なので、負担額は1,000円程度に抑えることができます。
また、介護ベッドだけでなくベッド柵やマットレス、床ずれ防止用具も一緒に借りることが多いです。
これらの料金は合わせて月額700円~1,000円程度であり、合わせても月額2,000円程度と考えると、介護ベッドはレンタルした方がお得と言えるでしょう。
ただ、傾斜をつけるなど性能の良いベッドを利用する場合は多少料金が上乗せされます。
それでも月額2,500円程度と考えるとかなりお得でしょう。
ただ介護ベッドのレンタルする際の自費負担額は原則1割ですが、所得に応じて2割~3割となることもあるので、世帯主の年収も確認することを忘れてはいけません。
また、介護ベッドをレンタルする際に介護保険が適用されるには条件があります。
基本的には被介護者が要介護2以上に認定されていることが条件であり、要支援・要介護1だと介護保険が適用されるのは難しいです。
ただ、要支援・要介護1でも日常的に寝返りが難しいと診断された場合など、医師から理由書を用意してもらえる場合は、例外として認められることがあるので、確認すると良いでしょう。
介護ベッドレンタルを活用しよう!
介護ベッドはいつまでも使用するものではないうえに、購入すると高額になってしまいます。
高収入家庭でも要介護認定されていれば自己負担を多くても3割に減らすことができるので、介護ベッドを導入することを考えているならレンタルした方がお得と言えるでしょう。
業者によってラインナップは異なるので、複数の業者を比較したうえで利用する介護ベッドを決めてください。