1. HOME
  2. お役立ちコンテンツ
  3. 介護の原因となる病気,高齢者介護の大切なこと
  4. 認知症と加齢による物忘れの違いについて

お役立ちコンテンツ

認知症と加齢による物忘れの違いについて

認知症と加齢による物忘れの違いについてのアイキャッチ

両親や祖父が高齢になってくるとそろそろ注意を払っておきたいのが認知症です。認知症であることが分かればできるリハビリもあるため、今回は認知症と加齢による物忘れを見分ける方法や、この2つがどのように違うのかについて解説していきます。

どう違うの?

加齢による物忘れは主に脳機能の衰えや、注意力が落ちていることに起因します。若いときにもたまに物忘れが起きてしまう人は居ますが、加齢によってその傾向が強まっているだけなので大事なことを忘れてしまう事はめったにありません。そのため家族がわからなくなったりすることはありませんし、食べたご飯を食べていないと思い込むようなこともないでしょう。物忘れの特徴は全体的な事は覚えていて、ところどころ記憶のディティールが甘くなっている状態です。例えるなら記憶がところどころ薄くなってしまうのが物忘れと言えるでしょう。 こうした加齢による物忘れが記憶力や注意力が弱くなっている機能の衰えであるのと違い、認知症は脳の記憶を司る海馬などが萎縮したり脳梗塞やくも膜下出血等によって引き起こされるれっきとした病気の一つです。記憶が薄くなるのではなく全く抜け落ちるように忘れてしまうのが特徴で、ご飯を食べたことそのものをまるごと忘れてしまったり、旅行に行ったことをまるごと忘れてしまう、家族のことを忘れてしまうなどが起こります。

見分けるポイント

認知症と物忘れを見分ける際のポイントはいくつかありますが、その中の一つが「忘れていると言うことを覚えているかどうか」です。例えばご飯を食べたことは覚えているけどメニューは忘れていたり、なにか忘れているけどそれをすぐに思い出すことができないなど「忘れているという記憶」があればそれは物忘れに分類されるでしょう。しかしそれとは違い、食べたのに「ご飯はまだ?」と聞いてきたり、何度も同じ質問を繰り返すなど、さも食べていないように振る舞ったり、初めてする質問かのように振る舞う場合は認知症により記憶が抜け落ちている可能性が高いです。また家族のことや今まで昔から覚えていたような事も忘れてしまうため、外出して帰り道がわからなくなってしまったり、いつも物をしまっていた場所を忘れてしまい、部屋を散らかしても探し出そうとするなどの兆候が現れた場合は認知症の危険性が高いです。

記憶が薄くなっているか全く無くなっているかがポイント

物忘れは記憶のディティールが甘くなっているだけなので、昔から覚えているようなことは忘れていませんし、何をしたかも大まかには流れを覚えています。しかし認知症になると何をしたかそのものを忘れたり、昔から一緒に居る家族のことなども忘れてしまうため、態度が急変したり罵倒されるケースもあります。覚えているはずのことをまるで無かったかのように振る舞い始めたら注意が必要でしょう。

関連記事