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「経管栄養」について知ろう!

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家族の介護をしている場合や、自分自身が経管栄養を選択しなければいけなくなる時が来るかもしれません。ただ一口に経管栄養といっても、様々です。
その時になって慌てなくて済むように、また良い選択ができるようにそれぞれの特徴を頭に入れておきましょう。

経管栄養とは?

食事をする際に、流動食だったとしても誤嚥してしまう患者さんがいます。他にも何かしらの理由から、口から食べられなくなるケースは少なくありません。
その際にチューブやカテーテルといった器具を使い、胃や腸に直接栄養を流し込むことを経管栄養と言います。
メリットは喉や食道を通らないため、誤嚥による肺炎などを防げる点です。

胃ろうについて

経管栄養の中でも、胃ろうと呼ばれる方法があります。これは食べ物を飲み込む力が低下していて誤嚥する危険性がある人、さらに腸が弱っている場合に向いています。
そしてこの胃ろうに使用するカテーテルには、様々な種類があるのが特徴です。
例えば体外固定板であれば、ボタン型とチューブ型があり、胃内固定板ならバンパー型とバルーン型が選べます。またそれぞれを組み合わせることが可能です。「ボタン型バルーン」や「ボタン型バンパー」、それから「チューブ型バンパー」と「チューブ型バルーン」の四種類です。これらは患者さんの希望や生活環境に合わせて、最適と考えられるものを選ぶと良いです。

腸ろうについて

胃ろうが行えない患者さんは、こちらを選ぶケースが多いです。例えば手術によって胃を切除している場合でも、腸が正常に機能しているなら可能です。こちらも胃ろうと同様に、患者さんの状態に合わせてやり方を選べます。良い点は腸に直接栄養を流し込むため、胃ろうよりも逆流する可能性が低いことです。

経鼻経管栄養について

鼻からチューブを通して、栄養剤などを流し込む方法を経鼻経管栄養と言います。
現在嚥下障害があるものの、短期間での改善が期待できるなら、この方法を選択する場合が多いです。胃ろうや腸ろうとは違い、体にチューブやカテーテルを通すための穴を開けなくて良いのがメリットです。

口からの食事をあきらめない

口から食べるのをあきらめてしまう前に、口腔ケアや筋力トレーニングを毎日コツコツと続けておきましょう。
理由としては、胃ろうや腸ろう、経鼻経管栄養などを続けていくと、どんどん食べ物を飲み込む力が弱ってしまうのです。反対に栄養剤を流し込むことになったとしても、地道にトレーニングを続けていると、また口から食べられるようになる場合があるからです。

経管栄養をすることになったら

もしも経管栄養を行うことになった場合、患者さんの希望を叶えてあげられるのが理想です。ただし体の状態や、施設によって選べない方法があるため、事前によく専門家と話し合っておきましよう。
そしてできる範囲で筋力トレーニングを続けていれば、また口から食べられるようになるかもしれないため、あきらめないことが重要です。

 

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