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単なるうたた寝じゃないかも!傾眠傾向って?

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高齢者の中には、昼間もうたた寝してしまっているという人も少なくありません。ただうたた寝している高齢者の中には、ただのうたた寝ではなく傾眠傾向になってしまっている人もいます。

そこで今回は、傾眠傾向についてその原因や対処法を解説します。

傾眠傾向とは?

傾眠傾向とは、ただ眠気が起きてうたた寝しているものではなく意識障害の段階のひとつに分類されています。
傾眠傾向がみられる高齢者は夜間眠れていないというわけではなく、むしろよく眠れているケースも少なくありません。それなのに浅い眠気が日中も頻繁に起こってしまうため、見た目には寝不足からうたた寝してしまっているように見える意識障害です。
特徴としては浅い眠気であるという点で、体をゆすったり声を掛けるなど刺激を与えれば目を覚まします。ただしばらく放置していると再び眠気に襲われてしまい、日中の活動量が低下してしまうところが問題視されています。

原因

傾眠傾向になる原因には色々なものがあり、加齢に伴うものの場合は特に問題はないとされています。また普段服用している薬の副作用であったり、脱水症状によるものなどすぐに改善できる可能性のある原因もあります。
ただなかなか改善できない可能性が高い原因もいくつか知られていて、例えば認知症による意欲低下や脳の働きの低下によるものや内科的疾患によるもの、慢性硬膜下血腫によるものなどが代表的です。特に慢性硬膜下血腫が原因だった場合は命の危険もあるため、早めに医師に相談することが推奨されています。

対処法

傾眠傾向の対処法としては、まず傾眠傾向が起きている原因を把握することが必要です。高齢者によって傾眠傾向の原因が異なりますし、原因に応じた対処をしなければ改善することが難しいとされています。
例えば脱水が原因で傾眠傾向がみられるのであれば水分補給をすれば改善することがありますし、薬の副作用だった場合は薬を調整することで改善することも考えられます。また認知症が原因だった場合は認知症を改善することは難しいので、話しかけたり散歩に連れ出すなど刺激を与えることが効果的です。ほかにもあまりに強い眠気がみられるのであれば、短時間の昼寝をしてもらうというのも対処法の一つだとされています。 それでも改善しない場合は、医師に相談することも必要です。

放っておかないことが大切

意識障害の段階の中でも比較的まだ意識を取り戻せる可能性が高い傾眠傾向は、刺激のない環境が症状を誘発したり悪化させてしまう可能性が考えられています。そのため傾眠傾向がみられる高齢者は放っておかず、定期的に刺激を与えることが必要です。また傾眠傾向がみられる高齢者は自分で眠気をコントロールすることができないので、そのような点からも放っておかないことが大切だと言えます。

傾眠傾向は意識障害と認識して放置しない

意識障害の中でも比較的軽度の段階である傾眠傾向は、放っておくと食事がとれなくなったり日常生活を送ることが難しくなります。最悪の場合は症状が悪化してしまうことも考えられるため、傾眠傾向がみられる高齢者のことは放っておかずに原因を調べつつ正しく対処することが大切です。それでも改善しない場合は、医師に相談することも視野に入れて対応することも必要とされています。

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