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介護難民が増えている現状

介護難民が増えている現状のアイキャッチ

高齢化社会と称されて久しい中、介護が必要であるにもかかわらず、介護を受けられない環境下に置かれている、介護難民の増加がとまりません。

この現状に対応すべく介護職を増やす努力がなされていますが、離職率の高さから、慢性的な人材不足が続いているのが現状です。

介護難民って?

介護難民とは高齢者や障がい者で介護が必要であるにも関わらず、自宅における介護だけでなく、病院や専門の施設など、あらゆる介護が受けられない状態の人を指す総称です。

家族の誰かが介護難民状態となってしまった場合、本来家計を支えるべき稼ぎ手の息子や娘、あるいは嫁が介護のために離職せざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。

結果として経済的な困窮が避けられず、介護の中長期化による家計の破綻や、その後の再就職が難しい展開なども報告されています。

増える原因

介護難民が増える主たる原因として、介護職全般に共通して見られる離職率の高さがあげられます。介護職自体はニーズに合わせて増加を続けている一方、さまざまなリスクを抱える激務であるにも関わらず十分な報酬が支払われていないのが理由とされています。

結果として常に新たな人材を補充し続けねばならず、提供可能なサービスの質にも悪影響が懸念される状況が続いています。また家族にとって介護費用負担が大き過ぎるため、外部に介護を依頼できず、高齢者にとって必要十分条件を満たす在宅介護を家族が遂行できていない家庭も、潜在的に少なくないと言われています。

介護難民にならないために

家族の高齢者が在宅難民にならないためには、介護が受けられる環境と、継続的な介護に必要な資金の確保が不可欠です。資金不足や資金に限りがある場合、自ずと利用可能なサービスも限定されます。家族の中で長期的なライフプランを見据え、無理なく資金を確保しておく準備が望まれます。

次に自身が介護難民とならないために、自分のことは極力自分自身で行う生活習慣を心がけることをおすすめします。とりわけ高年齢の男性の場合、退職後にぼんやり過ごすばかりで、家事や自身の身の回りのことができないケースは少なくありません。仮に介護が必要となった場合でも、1つでも多くのことを自分自身でできる高齢者を目標に、健康に留意して地道な努力を続けましょう。

介護難民回避の鍵は備えと日々の心がけ

家族もしくは自身が介護難民とならないためのポイントは、以下の2つです。

1つは病院や施設など外部の介護サービスを利用するために必要な資金を、より早い段階から計画的に無理なく確保すること。

次に高齢者となった自身が要介護者となってしまう時期が早まらぬよう、自分のことは自分で行う生活習慣を実践する姿勢です。

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