
日本の高齢化は進んでおり、それに伴った老人ホームへの入居が必要な方が増えています。そのため、施設について悩みを持っている人や、その家族も少なくありません。
ですが、いざ施設を選ぶとなると何を基準に選べば良いかわからないなんてことが起こりがちです。
そこで、老人ホームの見学について具体的に説明します。
目次
見学をする理由
老人ホームに限らずいえることではありますが、ホームページや資料から得た情報と実際の施設の様子が違っていたということもあります。
そこで、実際に入居する本人や家族が施設の状況を一度見ておく必要があります。また、見学をすることでその施設のことを更に知ることができ、不安の軽減から安心感につながります。
見学前にすること
まず、見学に行く前に、その老人ホームについて必要最低限は情報収集をしておく必要があります。そこで、パンフレット等を取り寄せてみましょう。ホームページから資料請求できる施設が増えてきていますので、実際に施設に問い合わせてみましょう。
ホームページからでも情報収集は可能ですが、資料には大切なことが更に詳しく記載されています。特に、契約についての重要事項も見ておきましょう。そして、聞いておきたいことや見ておきたいところなどを考えておくと、施設に行く目的が明確化します。
それから、非常に重要なことですが、見学に行く際は、必ず事前予約を入れましょう。介護施設は忙しい時間や見学できない時間もあるため、施設の方に見学できる時間を確認して、きちんと予約をすることが大切です。
見ておくべきチェックポイント
まずは施設に入る前に、周辺の環境を確認しておきましょう。入居する本人も家族も、自宅からの交通状況を知っておく必要があるからです。また、その施設がどのような環境にあるかによって、施設での生活にも影響してくることも挙げられます。
そして、施設に入ってからは施設内の雰囲気、設備が充実しているか、 介護やケアを行うスタッフの様子ということに目を向けてみましょう。やはり、入居後にそこで生活をしていくわけですから、自分もしくは家族が過ごしていけるかという視点をもって、上記のポイントを確認してください。
そして、気になることがあった際は積極的に質問して、問題を解消させておきましょう。
まとめ
ここまで見学する理由、見学前にすること、見ておくべきチェックポイントについてまとめてきましたが、少しでも知識を得ることができたでしょうか。入居してから後悔をしないように、上記のことを参考にして、適した老人ホームを選べるようにしましょう。
そして入居者本人もその家族も、良い気持ちで日々の生活を送れるようにしていきましょう。