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高齢者の一人暮らしによる問題点

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高齢者の一人暮らしによる問題点のアイキャッチ

自分の身の回りに一人で暮らしているお年寄りはいませんか。

ライフスタイルが変化している現代において、子どもたちに頼らずに一人暮らしを続ける高齢者が増えており、さまざまな問題点が指摘されています。

ここでは、高齢者が一人暮らしをしている理由や問題点・対処法などをまとめてみました。

高齢者が一人暮らしをする理由

一昔前は、一つ屋根の下におじいちゃんやおばあちゃん・ひいばあちゃんなど2世代・3世代が住んでいることが当たり前でした。近代化が進み仕事が多様化することで、夫婦だけ・親子だけという世帯が増加し、単身高齢者の数は年々右肩上がりに増加をしています。

また、高齢者自身も昔とは価値観が変わり、現在の生活に満足していたり住み慣れた場所を離れたくないなどの理由から、子どもに頼らずに一人で暮らしたいと考える人が増えています。

実際に、国が行った「高齢者の経済・生活環境に関する調査結果」では、約70%の高齢者が今の経済状況に満足していると解答しており、その内80%の高齢者が今の生活にとても満足していると答えています。

一方で、60歳以上の単身高齢者に「病気の時や、一人ではできない日常生活に必要な作業の手伝いなどについて頼れる人の有無」を質問したところ、66%の人が別居している家族や親族と解答していますが、12.3%の高齢者が誰も頼る人がいないと答えており、単身高齢者の中には10%以上の人が困ったときに頼れる家族がいないことが分かる結果になりました。

問題点

高齢者が一人暮らしすることの問題点として、詐欺・認知症・孤独死が挙げられます。

会社をリタイアして、これから第二の人生を満喫しようと考えている高齢者も多いですが、その一方でテレビなどで良く耳にするオレオレ詐欺などのトラブルに巻き込まれる高齢者も少なくないのです。調査では、この様な被害に遭った高齢者は、人付き合いがあまりなく、親族とたまに電話で話す程度という人が多く、寂しさや孤独感から犯罪のターゲットにされてしまうようです。

また、平成22年の厚生労働省の調査では、認知症高齢者数は280万人に上っています。その中で、一人暮らしの高齢者はおよそ88万人で、3人に1人が65歳の高齢者となる令和7年には、認知症の単身高齢者が約150万人になると推測されています。

この様な状況の中で、単身高齢者の孤独死なども社会問題として考えられており、対策が急がれています。

対処法

一人暮らしをしていても気力・体力ともに十分な高齢者も多く、社会に支えられていると感じることを好まない人もいます。

ただ、孤立化を防ぐためには、地域の活動やボランティアなどに参加を促すなど、周囲と信頼関係を築いていけるような取り組みが必要です。

その他にも、介護サービスや施設を充実させ、高齢者一人一人の生活スタイルに合ったサポートができる体制づくりが求められています。

高齢者を孤立化させないためには、地域の人の協力や理解が必要

高齢化が進む日本では、ライフスタイルの変化から一人で暮らすお年寄りが増加しています。自分の生活に満足している高齢者も多いですが、詐欺や認知症・孤独死なども増える傾向にあります。

このような問題を解決するためには、高齢者施設の充実など国が対応を急がなければならないとともに、地域の人の理解や協力が高齢者と社会を繋ぐためにとても重要になります。

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