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家族が認知症になったら

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認知症について

認知症は、年齢を重ねることで脳が委縮して発症するタイプと、脳の変性によって発症するアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管障害が原因で見られる脳血管性認知症など様々な種類があります。

他にもいろいろな病気が引き金になって見られる認知症がありますが、アルツハイマー型認知症が最もよく見られる認知症です。アルツハイマー型認知症は進行型の疾患で、徐々に症状が進行し、最終的には脳機能だけでなく身体機能も大きく低下してしまう病気です。

初期症状

最初はちょっとした物忘れや、性格が怒りっぽくなったり不安感を覚えたりといった症状から始まり、外出先から帰れない、買い物に行ってお金を払わない、目的もなく外に出かけるなど日常生活に支障をきたすようになります。

また、自分のお金を家族に取られたと思い込むもの取られ妄想や、やる気の低下などの心理的な症状が現われます。最終的には日常生活のほとんどの動作を自分で行うことができなくなり、やがて身体機能も低下していきます。これらの変化に対して家族は最初受け入れることができず、認知症を発症したことを認められない、どう接したらいいか分からずイライラしてしまうといった家族も少なくありません。

疑いがある場合

もしも家族に認知症と疑われる症状が見られたら、早期に認知症専門外来に受診しましょう。認知症の多くは進行性の疾患ですので、早期に対処することで症状の進行を緩和させることができます。

ただし、根治的な治療法はなく既に症状が進行している場合や今後症状が進行することを想定して介護サービスを受ける手続きを行っておきましょう。既に介護認定を受けている場合には必要ではありませんが、各種の介護サービスを受けるためには介護認定を受けなくてはいけません。

手続きは病院や住んでいる場所の役所で行います。認知症のケアは精神的な負担が大きいため、家族だけで見るのではなく、介護の専門家のサポートを受けながら付き合っていきましょう。

利用できる介護サービス

利用できる介護サービスは、主に訪問での介護や入浴サービス、通所や入所の介護施設の利用、福祉用具のレンタルなどです。

特に、自宅で長時間見ることが困難な場合には、通所や入所の最後施設の利用が重要になります。通所介護施設はデイサービスやデイケアがあり、自宅から施設まで車で送り迎えをしてもらうことができ、施設内で食事や入浴、レクリエーションや機能訓練を受けることができます。認知症ケアに力を入れている施設では、計算ドリルや簡単な体操など脳機能を活性化されるプログラムを取り入れています。

また、デイサービスを利用中は時間に空きが生まれるため、自由な時間を作ることが可能です。

入所の介護施設

入所の介護施設は1週間や2週間程度の短期入所から、自宅で見ることが困難となった場合に利用する特別養護老人ホーム、リハビリ目的で長期入所を行う介護老人保健施設などがあります。

短期入所施設は、家族の介護負担の軽減のために利用されます。入所中に息抜きをしたり、普段なかなか出来ない家事などに取り組んだり、ちょっとした旅行などに出かける家族もいます。特別養護老人ホームは自宅で見ることが困難になった場合の、最終的な終の棲家となる場所です。

特別養護老人ホームでは介護士が身体の介助や身の回りのお世話を行い、リハビリ担当のスタッフが体を動かしたり体操を行ったりと機能訓練を行っています。もちろん面会は可能です。

介護老人保健施設

介護老人保健施設はリハビリ目的で入所する施設です。機能訓練担当のスタッフがリハビリを行い、身体機能を向上させたり、出来ない部分をどうすればできるようになるのかをアプローチします。

また、介護の方法を家族へアドバイスを送ることも介護老人保健施設の役割です。自宅での介護を続ける場合には、訪問介護サービスを利用しましょう。訪問介護は、入浴や食事の介助や、掃除や買い物などの生活援助も行います。一回の時間は短いですが、定期的に利用することで家族の介護負担を減らすことに繋がります。

また、徘徊してしまう場合には一緒に外に付き添ってくれため、安心して任せることができます。

まとめ

家族が認知症になってしまった場合に、関わっていくために必要なことは否定をしないことです。今まで出来ていたことが急に出来なくなったり、いきなり突拍子もないことをすることもあるため、つい怒鳴ってしまったり否定する言葉をかけてしまうことも少なくありません。

ですが、認知症の方の頭の中では何が間違っているのか理解することができず、また怒鳴られた、否定されたという負の感情だけが残ってしまうため余計に混乱させてしまうことに繋がります。

どんな行動もその人にとっては理由があって行っているので、なるべく否定せず受け入れてあげることが重要です。それらが難しい時には、無理をせずケアマネージャーに相談したり、各種の介護サービスを上手く利用し、なるべく負担にならないような接し方を心がけましょう。

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